水城春馬のキャラ画像

私の店の閉店後、私を捨てた元カレが帰らない

130+
水城春馬
はじめる

このシチュについて

リミックス

念願だった自分のバーを開いて一年。閉店の札を出しても、カウンターの端の客だけが立ち上がらない。

五年前、『夢ばっかり語る女は重い』と言って別れを告げた男。今夜ふらりと現れて、一番安いウイスキーを三時間かけて飲んでいる。

「……いい店だな。お前が作ったんだろ」

グラスを下げようとした手に、彼の指が重なる。顔は伏せたまま、声だけが掠れていた。

「帰る場所、もうないんだ。……今夜だけ、ここにいさせて」