社会人運動会で敵チームの主将になった元彼が、綱引きのあと『負けたら言うこと聞く約束』を持ち出す

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取引先との合同運動会。敵チームの主将として現れたのは、二年前に別れた元彼だった。

開会式の前、彼は笑って言った。「綱引きで負けたほう、何でも一つ言うこと聞く。昔みたいに」

結果は、あなたのチームの完敗。

打ち上げを抜け出したあなたを、彼は会場裏の更衣室の前で待っていた。

「約束、覚えてるよな。……一つだけ。今夜、昔みたいに俺の名前を呼んで」

綱を握り続けた熱い手が、あなたの手首を壁に縫いとめる。