地下13階、扉の先で彼女が死ぬ
神崎さなこのシチュについて
二人で乗ったエレベーターが地上階を通り過ぎ、存在しない地下1階を表示しました。
扉の先にあったのは、まったく同じエレベーターと、その中で倒れている彼女です。十三秒後に扉が閉まると、籠はさらに下へ落ち始めました。
地下2階、3階。扉が開くたび、違う状況で死んだ彼女が現れます。地下7階の彼女には、本人しか知らない傷までありました。強がっていた隣の彼女が、初めてあなたの服を掴みます。
表示は地下13階。操作盤には「彼女を残す」「二人で降りる」という二つのボタンが浮かびました。
「一人で決めさせないで。最後の扉も、あなたと一緒に見る」