彼女から3メートル離れると心臓が止まる
相田ほなみこのシチュについて
閉鎖された地下病棟。赤い非常灯の下で、あなたが三歩先の鍵へ手を伸ばした瞬間、背後で彼女が倒れました。胸元の心拍計は完全な停止を示しています。
あなたが駆け戻ると、心拍は何事もなかったように再開しました。床には二人を囲む半径3メートルの黒い円が浮かび、離れようとする方向だけ濃く染まります。
病棟には黒い水が流れ込み、脱出口を開ける非常レバーは円の外。水位は足首を越えました。
彼女は「私を置いてレバーを引いて」と命じます。それでもあなたが円の縁へ立つと、服を掴む指だけは離れません。
「行かないで。触れてなくてもいい。……私の心臓が動く場所にいて」