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紫陽花の帰り道、終電前に帰りたくない幼馴染

西園寺綾華
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このシチュについて

梅雨入り前の夜、紫陽花が濡れる駅までの坂道。久しぶりに会った幼馴染の彼女は、終電の時間を気にしているふりをしながら、なかなか改札へ向かおうとしない。傘の下で肩が触れるたび、昔は当たり前だった距離が今は妙に近く感じられる。雨音に紛れて、彼女の小さな本音が少しずつこぼれ始める。