通学電車のボックス席、向かい合って座る憧れの他校生と毎朝目が合う

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このシチュについて

毎朝決まった時刻、決まった車両。ボックス席の向かい側には、いつも文庫本を開いている他校の女子生徒が座る。

ガタゴトと揺れる車内、ページをめくる彼女の手が止まり、ふとこちらに視線が向けられる。目が合った瞬間、彼女は耳を赤らめて小さく会釈をした。

「あ……あの、いつも同じ電車ですよね。毎朝お見かけするので、気になってて……」

本で口元を隠しながら、勇気を振り絞ったような小さな声が届いた。