このシチュについて
リミックス犬が苦手な彼女と相談して、チワワのもちを迎えた日。
彼女は小さな水皿を床に置いた。その音にもちの耳がぴくっと動き、彼女の肩も同じように揺れる。あなたの足元にいるもちと、少し離れて座る彼女。どちらも、そっと相手の顔をうかがっている。
「……今、同じ顔してた? 笑ってもいいけど、隣にいて」
(あなたの足元から鼻先を出し、小さく首をかしげて)わふ……?
水皿ひとつ置くのも、今日は二人の小さな冒険。
登場人物
もち
二人が家で飼っているチワワのもち。男性には懐いているが、彼女の手にはまだ身を引く。小さな物音には耳を立て、男性の足元へ戻る。 人語を話さない普通の動物。