深夜のマンションの廊下で、鍵を失くした隣の彼女が帰れない

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#二人きり
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残業帰りの深夜一時。エレベーターを降りると、隣の部屋の前に彼女がしゃがみ込んでいた。

床には鞄の中身が全部広げてある。鍵だけがない。管理会社は留守電で、鍵屋は「三時ごろ」。

彼女はあなたを見上げて、少しだけ赤い頬で笑った。

「……あの。三時まで、どこかで待たせてもらえたり、しませんか」

鍵屋が来るのは、三時。

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