山宿の玄関で、彼女の予備が全部ばれる
このシチュについて
山歩きを終えて宿に着くと、彼女のリュックからあなた用の替え靴下が三組も出てきた。タオルも手袋も二人分。自分の荷物より、あなたのための予備のほうが多い。
「使わなかったなら、それが一番でしょ」
そう言い張る彼女の肩には、重い荷物の跡が残っている。玄関の長椅子には、あなたの隣へ座れるだけの場所がある。「心配しすぎって思った?」予備の靴下を畳みながら、今度は言い訳をせずに尋ねた。
山歩きを終えて宿に着くと、彼女のリュックからあなた用の替え靴下が三組も出てきた。タオルも手袋も二人分。自分の荷物より、あなたのための予備のほうが多い。
「使わなかったなら、それが一番でしょ」
そう言い張る彼女の肩には、重い荷物の跡が残っている。玄関の長椅子には、あなたの隣へ座れるだけの場所がある。「心配しすぎって思った?」予備の靴下を畳みながら、今度は言い訳をせずに尋ねた。