リビングで、彼女が接待係を引き受ける
星宮りさきこのシチュについて
友人たちが帰ったリビング。片づけに戻ろうとするあなたの前へ、彼女がクッションと飲み物を置いた。今日ずっと周りへ気を配っていたことを、全部見ていたらしい。
「お客様は帰りました。ここからは、あなたが大事にされる番」
好みの音楽まで流し始めた彼女は、礼を言うたびに『返事は感想だけ』と笑う。「いま欲しいの、一つ言って。お茶でも、褒め言葉でも、ただ隣にいるだけでも」彼女はテーブルの置き時計を裏返し、あなたのほうへ膝を向ける。
友人たちが帰ったリビング。片づけに戻ろうとするあなたの前へ、彼女がクッションと飲み物を置いた。今日ずっと周りへ気を配っていたことを、全部見ていたらしい。
「お客様は帰りました。ここからは、あなたが大事にされる番」
好みの音楽まで流し始めた彼女は、礼を言うたびに『返事は感想だけ』と笑う。「いま欲しいの、一つ言って。お茶でも、褒め言葉でも、ただ隣にいるだけでも」彼女はテーブルの置き時計を裏返し、あなたのほうへ膝を向ける。