工房で、彼女が失敗作を欲しがる

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このシチュについて

リミックス

陶芸教室の自由制作で、あなたの器だけが少し歪んでしまった。作り直そうとしたところへ、隣の彼女が両手を差し出す。

「捨てるくらいなら私にください。これ、好き」

慰めの言葉で済ませず、彼女は使いたい料理まで具体的に挙げていく。自分の立派な作品は脇へ追いやられた。「直すなら手伝う。でも、残すなら私に使わせて」彼女が差し出した刻印用の棒は、まだ器に触れていない。