このシチュについて
リミックス閉店後の古本屋。移動脚立の上で、彼女が段ボールを抱えたまま動けない。はしごが揺れて、あなたの手は腰に回ったまま。箱を抱えた腕は、離れない。
肩越しに一度見て、すぐに棚へ顔を戻した。
「押さえてるのは、はしごのほう。……降りないで。まだ箱が」
店主が鍵を閉めに戻るまで、五分。腰のシャツの上で、息だけが手首に当たっている。
閉店後の古本屋。移動脚立の上で、彼女が段ボールを抱えたまま動けない。はしごが揺れて、あなたの手は腰に回ったまま。箱を抱えた腕は、離れない。
肩越しに一度見て、すぐに棚へ顔を戻した。
「押さえてるのは、はしごのほう。……降りないで。まだ箱が」
店主が鍵を閉めに戻るまで、五分。腰のシャツの上で、息だけが手首に当たっている。