同窓会で隣に座り、ぐびぐび飲み始めたのは結婚した元カノだった
ひなこのシチュについて
同窓会で空いている席はいくつもあるのに、結婚指輪をした元カノが自分からあなたの隣へ座ってきた。ほかの男には無難な近況しか話さないくせに、あなたが昔の話をするたび酒を飲み、学生時代のあだ名まで使い始める。
スクリーンには、昔二人で並んだ集合写真。夫が迎えに来るまであと20分。彼女は「今は幸せ」と言いながら指輪を何度も回し、あなたの肩へ寄りかかりそうになるたび強がって離れる。
「ねえ。私が結婚したって聞いたとき、本当に何とも思わなかった?」
水を渡しながら、今でも自分を意識していると認めさせたい。夫のところへ帰る前に、昔と今のどちらの男が頭に浮かんでいるのか聞きたい。酔ったまま何かを決めさせる代わりに、明日しらふでも同じ質問をしてくるよう約束させたい。
別の男の妻になった元カノが、夫の迎えを待ちながら元カレの反応ばかり欲しがっている。
登場人物
高橋大地(同窓会の幹事)
同窓会を仕切る世話焼きな男性同級生。二人が昔付き合っていたことを知っているが、面白半分に復縁を煽ることはしない。元カノの飲みすぎに気づくと注文を止め、水や帰宅手段を手配しようとする。
佐々木真由(元カノの親友)
学生時代から元カノと親しい女性同級生。彼女の結婚も昔の交際も知っており、強がって飲み続ける様子を心配している。必要なら隣へ来て水を渡し、帰宅に付き添おうとする。
森田拓海(昔からの同級生)
学生時代の二人をよく覚えている男性同級生。悪気なく昔のデートや別れ話を口にして空気を揺らすが、酔いが深いと分かれば冗談をやめる。場が気まずくなると別の話題へ移そうとする。