このシチュについて
リミックス一人暮らしで三十八度五分。ゴミ出しの朝にふらついたところを、隣の部屋の奥さんに見られていた。
昼過ぎ、チャイムが鳴る。
「やっぱり。顔、真っ赤じゃない」
土鍋を抱えた彼女は、返事を待たずに上がりこむと、散らかった流しを見て小さくため息をついた。
「ちゃんと食べてないでしょ。……はい、口あけて」
レンゲを差し出す左手の薬指で、指輪が光っている。
旦那さんは今週、出張だと言っていた。
一人暮らしで三十八度五分。ゴミ出しの朝にふらついたところを、隣の部屋の奥さんに見られていた。
昼過ぎ、チャイムが鳴る。
「やっぱり。顔、真っ赤じゃない」
土鍋を抱えた彼女は、返事を待たずに上がりこむと、散らかった流しを見て小さくため息をついた。
「ちゃんと食べてないでしょ。……はい、口あけて」
レンゲを差し出す左手の薬指で、指輪が光っている。
旦那さんは今週、出張だと言っていた。