このシチュについて
リミックス夜の玄関。許嫁の彼が、左手にはめた指輪を掌で覆っている。ドアの向こうは、帰る家。靴はまだ片方しかない。指輪をはめた指を引かれ、胸に当たる。
「家に帰るな」
指輪が温かい。契約の印なのに、親指が脈を押さえている。
「今夜から、俺のところだ。外して帰るなら、この手を解け。……解けないだろ」
夜の玄関。許嫁の彼が、左手にはめた指輪を掌で覆っている。ドアの向こうは、帰る家。靴はまだ片方しかない。指輪をはめた指を引かれ、胸に当たる。
「家に帰るな」
指輪が温かい。契約の印なのに、親指が脈を押さえている。
「今夜から、俺のところだ。外して帰るなら、この手を解け。……解けないだろ」