特別扱いシチュ: 207件
特別扱いのシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 207件のシチュから選べます。
ゼミ室で、准教授が私の卒論にだけ付箋を貼り続ける
あなたは、卒論の提出を十日後に控えた大学四年生。
夕方のゼミ室で、戻ってきた原稿をめくる。付箋、四十七枚。
隣の席の子のは、三枚だった。
窓際でコーヒーを淹れていた准教授が、振り向きもせずに言う。
「数のことなら、聞かれる前に答えておく。君のは、直せば一番よくなる。ほかのは、そこまで読んでいない」
それ以上は説明しない人だ。あなたの原稿にだけ、いつもこう。
最後のページをめくると、裏表紙の内側に、四十八枚目が貼ってあった。
指摘ではない。
『この一文は、好きだ』
気づけば、彼がもう、すぐ横に立っていた。
「それは間違えて貼った。返しなさい」
物販列で、推しのギタリストが握手の手を離さない
あなたは、インディーズ時代からあるバンドを追いかけているファン。今夜も最前列で、ギタリストの彼だけを見ていた。
ライブ後の物販。列に並び、ようやく順番が来る。握手をして「今日も最高でした」と言った瞬間、彼の手に力が入った。
「いつも最前にいる人だよね。……今日、二曲目で泣いてた」
スタッフが「お時間です」と声をかけても、彼は手を離さない。代わりに、あなたの手のひらに小さく折った紙を押し込んだ。ギターを弾くときと同じ、硬い指先だった。
「あとで読んで。……誰にも見せないで」
後ろには、まだ長い列が続いている。
駅前の路上ライブで、毎晩聴く歌い手に呼び止められる
あなたは、毎晩残業帰りに駅前を通る会社員。いつからか、ロータリーの隅で歌っている男の前で足を止めるようになった。
客はたいてい、あなた一人。名前も知らないまま、もう三か月が経つ。雨の日でも、彼はあなたが来るまでギターケースを開けない。
今夜、最後の曲が終わったところで、彼がギターケースを閉じずに顔を上げた。
「いつもありがとう。……明日、ここでやるの最後なんだ。来月から、バンドで上京することになって」
そう言って、彼はもう一度ギターを構え直す。
「最後に一曲、リクエストして。あなたのためだけに歌う」
終電まで、あと四十分。
即売会のブースで、売り子を頼んだ彼が目を合わせない
あなたは、大学の同じゼミの彼に頼まれて、同人誌即売会の売り子を手伝いに来た。
長机ひとつのサークルスペース。新刊の山の前で、彼はさっきから一度もあなたの顔を見ない。値札を三回並べ直し、釣り銭を二回数えた。
開場の拍手が鳴った途端、別人になった。
「新刊こちらです。既刊はセットだと二百円引きです」
列の先頭に早口で説明して、差し入れを受け取って、常連らしい人と熱く語り合う。あなたが知らない、よく通る声。
でも、あなたに声をかけてきた男性客が「売り子さん、連絡先とか」と言いかけたとき、彼はスケブを持ったまま身を乗り出した。
「……その人、うちの、大事な人なんで」
言い終えてから、自分の言葉に固まっている。耳まで真っ赤なまま、次の客に新刊を渡す手が震えていた。
サイン会の列で、作家の彼が私の本にだけ長く書き込む
あなたは、人気作家の彼と付き合っていることを誰にも言っていない。
新刊のサイン会。驚かせたくて、こっそり整理券を取って列に並んだ。
彼は一人ひとりに微笑んで、名前を書いて、数秒で次へ。完璧な『先生』の顔。
あなたの番。差し出した本を受け取った彼の手が、ほんの一瞬だけ止まった。
「……お名前、伺っても?」
知っているくせに、表情ひとつ変えずに聞く。
それから彼は、ペンを走らせ続けた。一行、二行。後ろの列がざわつく。係の人が時計を見る。
やっと閉じた本を、両手で返される。その指先が、あなたの指に触れたまま離れない。
「いつも、ありがとうございます」
周りに聞こえる声でそう言ってから、あなたにだけ届く声で付け足した。
「次の本の献辞、君の名前にしていい? ……返事、裏口で聞かせて」
最終回のプラネタリウムで、客が私だけになった
あなたは仕事帰りに毎週、駅前の小さなプラネタリウムの最終回へ通っている。いつも同じ解説員の、穏やかな声を聞くために。
今夜は雨のせいか、ドームの客はあなた一人だけ。照明が落ちる前、彼がマイクを置いて客席まで歩いてきた。
「今日は台本、使わなくていいですか」
隣の席に腰を下ろし、暗くなった天井を指さす。いつもの解説には一度も出てこなかった星の並びが、ゆっくり浮かび上がった。
「僕が勝手につないだ星座なんです。まだ、名前がなくて」
60+
Group
連続
新歓BBQで、ヤリチンの先輩3人が名簿の私に星をつけて「今夜持ち帰って、誰のベッドで最初にハメる?」と話してた
河川敷の新歓BBQ。受付の名簿を何気なく覗いたら、私の名前の横にだけ、ボールペンの星印がついていた。
焼き台の前では、受付にいた先輩三人が並んで肉を焼いている。
「星、つけたの誰?」
「全員だろ。三人とも同じ名前に印つけてんの、笑った」
「じゃあ早いもん勝ちで」
振り返った一人と、目が合った。
次の瞬間、私の紙皿にだけ、焼けた肉が三枚積まれた。
「はい、一年はこっちのテーブル。……ほかのとこ行っちゃだめだよ」
誰とも話せなかった私に、レモン色の髪の人気者が『高校、楽しくしてやる』
中学では、誰とも話せなかった。高校では変わりたくて、髪を少し切った。でも三年生になった今も、うまく笑えない。
放課後の自販機の前。小銭を落として拾えずにいたら、レモン色の髪の彼がしゃがんで、全部拾ってくれた。学年でいちばん目立つ人。
「炭酸、好き?」
勝手に二本買って、一本を私の頬に当てる。
「卒業まであと半年か。……決めた。俺がお前の高校、楽しくしてやる」
バンドをクビになったドラマーの私に、天才の彼が『俺の音で叩け』
「女のドラムはいらない」。そう言われて、今日、バンドをクビになった。
閉店間際の楽器店、試し打ちのスペースで、悔しさをぶつけるように叩いていたら、誰かが拍手した。
振り向くと、ライブハウスで何度も見た、天才と呼ばれる音楽家の彼がいた。
「探してた音だ。……俺の新しいバンドで、俺の音で叩け」
白杖をついて歩く私に、街で恐れられる彼が『俺の顔、怖くねえの?』
弱視の私は、白杖をついて歩いている。商店街で人にぶつかって転びかけたとき、腕をつかんで支えてくれた人がいた。
お礼を言うと、周りが妙に静かになった。あとで聞いたら、彼はこの街で一番恐れられている人らしい。
翌日、同じ場所で。ぶっきらぼうな声が、すぐ近くで聞こえた。
「……昨日の。お前さ、俺の顔、怖くねえの?」
私にフラれて修行に出たショコラティエの店に、私の名前の席がある
大学のころ、チョコをくれた彼の告白を、軽く断ってしまった。それから彼は海外へ修行に出たと聞いた。
五年後。話題の新しいショコラトリーに入ると、閉店後の店に、一つだけ席が残されていた。カウンターの札に、私の名前。
「……来てくれると思ってた。全部、君に食べてほしくて作ったんだ。最初の一粒、味見して」
白い調理服の彼が、小さな皿をそっと差し出す。
借金の代わりに住み込み家政婦、雇い主の御曹司は私にだけ意地悪
父の残した借金を肩代わりしてくれたのは、大企業の御曹司だった。
条件は、返済が終わるまで彼の家で住み込みの家政婦として働くこと。
初日の夜。私が作った夕飯を一口食べて、彼は眉をひそめた。
「……まずくはない」
そう言いながら、彼はおかわりの皿を黙って差し出してくる。
「明日は和食にしろ。それと、俺より先に寝るな」
聖女の座を追われた私、呪われた辺境伯の生贄花嫁になる
偽りの聖女の策略で、私は神殿を追われた。
行き先は、北の辺境。『呪われた辺境伯』への生贄の花嫁として。
吹雪の夜、城の大広間で迎えた彼は、黒い手袋をはめたまま、一歩も近づいてこなかった。
「触れるな。……俺に触れたものは、凍る。お前まで凍らせたくない」
元彼の結婚式の帰り、控室でドレスの彼が『全部、綺麗でした』
体型を笑って私を振った元彼の、結婚式。見栄を張って借りたドレスで最後まで笑い切って、ようやく控室に戻った。
背中のファスナーに手が届かない。ドレスを貸してくれたレンタル店の担当の彼が、後ろに立った。
「下ろしますね」
ゆっくり開いていく背中に、彼の声が落ちる。
「今日、会場で一番綺麗でした。……肩も、背中も。全部」
Group
恋リアの自由時間、クラフト工房で男子たちからお揃いのミサンガを渡される
旅の途中で立ち寄った、海辺の小さなクラフト工房。
みんなでそれぞれお土産作りを楽しんだあと、男子たちがそっと近づいてきて——。
「君に似合う色、考えながら編んだんだ。受け取ってくれる?」
「俺もお揃いで作った。旅が終わっても、つけててほしい」
手作りのミサンガに込められた、それぞれの素直な想い。
あなたは誰の気持ちを受け取る?
130+
Group
【恋の無人島】両想いの二人だけが、今夜「楽園ホテル」へ行ける
職業も年齢も明かさないまま、男女が数日間を過ごす恋愛リアリティ番組。
舞台は、電気もベッドもない南の無人島。
ルールは一つだけ。
日没の指名タイムで、お互いを選び合った二人だけが、ボートで対岸の「楽園ホテル」へ行ける。シャワーも、ディナーも、本当のプロフィールも、そこでしか明かされない。
初日の焚き火の前。薪を割っていた手を止めて、彼がまっすぐこっちを見た。
「今夜、僕はもう決めてるよ」
隣では、別の彼がわざとらしく水を差し出してくる。「喉、乾いてない? あいつより先に、俺が渡したかった」
もう一人は、少し離れた岩に座ったまま、何も言わずにこっちを見ていた。
日没まで、あと二時間。
70+
熱を隠して出かけようとした朝、玄関で彼が私の靴を隠していた
少し熱があるのを隠して、いつもどおり出勤しようとした朝。玄関に、私の靴がない。
振り向くと、彼が靴を背中に隠して立っていた。もう片方の手には体温計と、私の会社宛ての欠勤連絡を打ち終えたスマホ。
「送信は、君が押して。……押さないなら、靴は返すけど、駅まで俺もついてく」
画面を差し出す彼の手が、少しだけ震えている。
130+
Group
「終電なくなった」って送ったら、全員迎えに来た
飲み会の帰り、駅のホームで最終電車を見送った。
いつもの男友達のグループに、軽く一言だけ送る。
「終電なくなった笑」
十五分後、駅前のロータリーに三人がそろっていた。
車の窓を下ろして手を振る人。自転車を押して、息を切らしている人。タクシーから降りてきて「もう払ってあるから」と言う人。
「……で、誰の後ろに乗る?」
三人とも、自分が呼ばれたつもりで来ている。
耐久ライブの舞台袖で、汗だくのアイドルが私にもたれてくる
あなたは、男性アイドルグループの現場マネージャー。
番組企画の『百曲ぶっ通し耐久ライブ』も、もう七十曲目に入った。
曲間の三十秒、彼が舞台袖に転がり込んでくる。
あなたはタオルと水を差し出した。
彼はどちらも受け取らず、そのままあなたの肩に額を預けた。
濡れた前髪が、首筋に触れる。
荒い息と、熱い体温。
「タオルじゃなくて、君がいい」
ステージの向こうで、次の曲のイントロが鳴りはじめた。
番組セットで、見つめ合う推しの心拍数だけが上がり続ける
あなたは、ファン投票の抽選で番組に招かれた一般参加者。
企画名は『推しと十秒見つめ合ったら、心拍数はどうなる?』。
お互いの手首にセンサーが巻かれ、背後の大型モニターに二人の数値が映る。
あなたは九十八。
そして彼は、百十二から始まって、
百十八、百二十四、
見つめ合うほど上がっていく。
スタジオがどよめく。
彼は涼しい顔のまま、王子様みたいに笑ってみせた。
「いや、これ壊れてますね」
モニターは、百三十一を表示した。
彼の視線は、一度もあなたから外れない。
謝恩会のドレス試着、噂の店で彼が背中のリボンを「特別な結び方」で結ぶ
毎年、謝恩会の前になると必ず出てくる噂がある。
——「あの小さなドレス店で選んだ子は、当日いちばん綺麗になれる」。
18歳、高校3年生。謝恩会は今週末。友達と行くはずが急に一人になって、緊張しながら店の扉を開けた。出迎えてくれたのは、スーツの似合う背の高い店員だった。
「いらっしゃいませ、お客様。謝恩会ですね。……どれも迷いますよね。大丈夫、僕が一緒に選びますから」
彼が選んでくれた一着に着替えて、試着室のカーテンを開ける。鏡の前に立ったあなたを見て、彼がほんの一瞬、言葉を止めた。
「……すみません。似合いすぎて」
咳払いをして、彼はあなたの背中に回る。ほどけかけたリボンに指をかけて、鏡越しに目を合わせた。
「このリボン、特別な結び方があるんです。……結んでも、いいですか?」
普通に結んでもらうか、『特別な結び方』が何なのか聞くか、何も聞かずに彼に任せるか。
合格した日、噂の美容院で美容師が「卒業したら、この色にしませんか」
女子のあいだで、ずっと囁かれている噂がある。
——「初めての髪色は、あの美容院で。人生が変わるから」。
18歳、高校3年生。今日、第一志望の合格が出た。でも校則で、卒業式までは黒髪のまま。それでもいてもたってもいられなくて、カットだけの予約を入れた。
「いらっしゃいませ。……あれ、なんだかすごく嬉しそうですね。何かいいことありました?」
合格を伝えると、鏡越しの美容師は自分のことみたいに笑ってくれた。
「おめでとうございます。じゃあ、お祝いに——」
彼はカラーの見本帳を開いて、あなたの髪をひと束すくい上げる。
「卒業したあとの初めての色、今日一緒に決めませんか。合格した人にだけの、特別メニューなんです」
カットだけでお願いするか、『特別メニュー』の中身を聞くか、彼に選んでもらうか。
面接用の証明写真、噂の写真館で彼が「表情、作るお手伝いしますね」
推薦組のあいだで、代々伝わっている噂がある。
——「商店街の奥の写真館で撮った証明写真なら、面接で落ちない」。
18歳、高校3年生。推薦面接は明後日。制服のまま白い背景の前に座ると、カメラの向こうから、シャツの袖をまくった若い写真師が顔を上げた。
「いらっしゃいませ。面接用ですよね。……肩、すごく上がってますよ。大丈夫、僕がちゃんと撮りますから」
一枚目のシャッター。モニターを覗き込んだ彼が、小さく首を傾げる。
「うーん……悪くないんですけど、あなたの一番いい顔じゃないな」
カメラを置いて、彼がこちらへ歩いてくる。
「特別に、表情を作るお手伝いをしてもいいですか? ……普段は、あまりやらないんですけど」
このまま撮ってもらうか、『お手伝い』が何なのか聞くか、近づいてくる彼に任せるか。
閉館後の自習室、噂のチューターが「特別補講、しますか?」と隣に座る
予備校の自習室で、先輩から聞いた噂がある。
——「あのチューターに個別で見てもらうと、第一志望に受かる」。
18歳、高校3年生。共通テストまで、あと三週間。閉館のアナウンスが流れて、自習室にはあなた一人だけが残っていた。
「お疲れさまです。……まだ残ってたんですね。その問題、さっきからずっと止まってますよ」
声をかけてきたのは、噂の本人だった。眼鏡の奥の目元が穏やかで、あなたの手元を覗き込む距離が近い。
「本当は個別の予約が必要なんですけど……あなたには、特別補講をしてあげてもいいかなって。閉館の見回りまで、あと30分」
彼はそう言って、当たり前のように隣の椅子を引いた。
一人で解くと断るか、『特別補講』が何なのか聞くか、隣に座る彼に任せるか。
