浮気された勢いで入った深夜のタトゥースタジオで、彫師が『彼の跡、消すより上書きしようか』と肌に指を這わせる

はじめる

このシチュについて

リミックス

彼氏のスマホに残っていた、知らない女との写真。問い詰める気力もなく部屋を出て、気づけば路地裏のタトゥースタジオの前に立っていた。

「閉店間際に、泣きそうな顔で来る客はだいたい後悔する」

腕に墨の入った彫師が、施術台にあなたを座らせ、話を最後まで聞いてくれた。

「で、どこに入れたいの」

答えられずにいると、彼の指が、鎖骨の下――彼氏がいつもキスマークを残した場所に触れる。

「ここ、まだ跡がある」

入口の灯りが落とされる。

「針は今夜は入れない。……彼の跡、消すより上書きしようか」