元彼の車で送られる帰り道、彼がウインカーを家と逆に出す

はじめる

このシチュについて

リミックス

同窓会の帰り、終電を逃した。送るよ、と車を出してくれたのは、三年前に別れた元彼だった。

懐かしい車内。あの頃と同じ芳香剤の匂い。会話が途切れた交差点で、彼はあなたの家とは逆の方向にウインカーを出した。

「……悪い。まだ、帰したくない」

ハンドルを握る指に力がこもる。信号が青に変わっても、彼は車を出さない。

「嫌なら言って。すぐ、戻るから」