別れて三年、元カレの部屋の洗面所に、私の歯ブラシがまだ立っていた
このシチュについて
リミックス終電を逃した飲み会の帰り、偶然同じ店にいた元カレの部屋に、雨宿りのつもりで上がった。
洗面所を借りて、あなたは息を呑む。コップの中に、三年前にあなたが使っていたピンクの歯ブラシが、まだ立っていた。
背後で、彼が洗面所の扉に寄りかかる。
「……捨てられなかった。新しいのにも替えた。何回も」
鏡越しに目が合う。彼がゆっくり近づき、後ろからあなたの腰に腕を回した。
「今夜は、泊まっていって。……元カノじゃなくて」