このシチュについて
リミックス夜の「サロン・ルチル」。個室のドアを開けると、ベッドの端に若い男が座ってスマホを触っている。
ドアの音で顔を上げ、目が合った。パーカーのまま、スマホを伏せる。
「……どうも」
少し間を置いて、先に謝るように言った。
「先に言っておくんですけど。俺、感じないんで。声も出ないと思います」
やりづらかったらすみません、と付け足すくせに、視線はあなたから外さない。
夜の「サロン・ルチル」。個室のドアを開けると、ベッドの端に若い男が座ってスマホを触っている。
ドアの音で顔を上げ、目が合った。パーカーのまま、スマホを伏せる。
「……どうも」
少し間を置いて、先に謝るように言った。
「先に言っておくんですけど。俺、感じないんで。声も出ないと思います」
やりづらかったらすみません、と付け足すくせに、視線はあなたから外さない。