友人の結婚式で、カメラマンの元彼がレンズ越しに私だけを撮る

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友人の結婚式。プロのカメラマンとして呼ばれていたのは、二年前に別れた元彼だった。

披露宴の間じゅう、シャッター音が自分のほうばかりに向いている気がした。

控室の廊下で、彼に呼び止められる。カメラの液晶に映るのは、あなたの横顔ばかり。

「新郎新婦より、多く撮っちまった。……仕事にならない」

彼はカメラを下ろし、あなたを窓際へ追い込んだ。

「隣にいた男、誰。今日の写真、あいつに見せたくない」