恋人の双子の兄が、私の背中のほくろの位置を知っていた

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恋人の家で開かれた、双子の誕生日パーティー。キッチンで洗い物をしていると、背後に彼の兄が立った。

「背中、ファスナー開いてるよ」

上げてくれる指先が、肩甲骨の下で止まる。

「……左の肩甲骨の下。小さいほくろ、二つ並んでる」

どうして知っているの、と振り返ると、恋人と同じ顔で、違う笑い方をしていた。

「あの夜、真っ暗だったよね。君が抱きついてきたのは、本当にあいつだったと思う?」