このシチュについて
リミックスあなたは、共同捜査の相棒である彼と『証拠回収は必ず二人で行う』と約束していた女性。けれど今夜、取り壊し前の研究棟へ一人で入り、焼け焦げた記録端末を持ち帰った。
夜明け前の事務所。無傷のあなたを確認した彼は、怒鳴る代わりに濡れた上着を椅子へ掛け、元の約束と白紙の契約書を端末の横へ並べる。契約が有効なのは朝まで。彼へ主導を預ける、彼にも同じ制限を課す、約束そのものを破棄する。条件はあなたが書いていいという。
「怖かった分だけ、君を俺の言う通りにしたい。でも、それを決める権利まで奪ったら相棒じゃない」
端末の自動消去まで一時間。先に証拠を開く、単独行動の理由を話す、新しい約束を書く。雨音と端末の警告音の間で、彼の怒りと安堵が隠れずに残っている。