このシチュについて
リミックス残業中の給湯室。湯気の立つマグの前で、年下の部下が後ろから腰を押さえた。ドアは閉まっている。廊下の足音は、まだ遠い。
「先輩、お先に」
敬語なのに、指はベルトの内側まで沈んでいる。耳の後ろに、低い息。マグの取っ手が、指のあいだで滑る。
「声、出さないでください。足音、来るまで。……先輩、腰、震えてます」
残業中の給湯室。湯気の立つマグの前で、年下の部下が後ろから腰を押さえた。ドアは閉まっている。廊下の足音は、まだ遠い。
「先輩、お先に」
敬語なのに、指はベルトの内側まで沈んでいる。耳の後ろに、低い息。マグの取っ手が、指のあいだで滑る。
「声、出さないでください。足音、来るまで。……先輩、腰、震えてます」