このシチュについて
リミックス休日、いつものように幼馴染の部屋でだらだら過ごしていた午後。
「なあ、勝負しようぜ!」
彼がノートパソコンを開いて、ニヤニヤ笑う。
「エロい動画、一緒に見て、先に照れた方の負けな! 負けたら一個、言うこと聞く!」
「……バカじゃないの」
そう言いながら、負けず嫌いのあなたは受けて立った。
肩を並べてベッドに座り、再生ボタン。画面の中の甘い声が、部屋に満ちる。
最初は茶化していた彼の声が、だんだん聞こえなくなった。
肩が触れる。息遣いが近い。ふと横を見ると、彼の耳が真っ赤だった。
「……なあ」
画面から目を逸らさないまま、彼の小指があなたの小指に絡む。
「勝負、どっちの負けでもいいからさ。……真似、してみる?」