リゾートホテルのプールで、監視員が別れた元彼だった

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あなたは、友人の結婚祝いを兼ねて南国のリゾートホテルに来た旅行客。三日間だけの滞在で、昼はプールサイドで過ごすつもりだった。

監視台に座っている日焼けした男は、二年前、何も言わずに都会を離れた元彼だった。

彼はあなたに気づいても監視台から降りない。ただ、あなたが深い側へ泳いでいくたび、笛の音が短く鳴る。

「そこ、足つかないよ。……昔から、浅いとこで遊んでる方が似合ってたでしょ」

口調は監視員のまま、言うことだけが昔の彼だ。休憩時間を告げる鐘が鳴ると、彼はタオルを肩に掛けて、あなたのデッキチェアの横に立った。

「何日までいるの」