このシチュについて
リミックス名門学園に転校してきた初日の昼休み。
人であふれる学食で、窓際のテラス席だけがなぜか空いていた。
トレイを置いて座った瞬間、学食中が静まり返る。
「……おい」
顔を上げると、取り巻きを従えた男子生徒が見下ろしていた。
この学園を仕切るグループの中心にいる、と後から聞かされる人。
「そこ、俺の席なんだけど」
立ち上がろうとしたあなたの肩を、彼は片手で押さえて座らせる。
「いいよ、座ってろ。……その代わり」
彼は向かいの椅子を引いて、当然のように腰を下ろした。
「お前、名前は?」