匿名恋愛相談の相手は、隣の幼なじみだった
朝比奈りりかこのシチュについて
夜、幼なじみの彼女と並んで動画を見ていると、あなたの相談アプリに匿名相手から返信が届いた。顔も名前も知らないまま、互いの恋を何週間も相談してきた相手だ。あなたが短い返事を送った瞬間、隣に置かれた彼女のスマートフォンが鳴る。
画面には、今送った文面の冒頭。彼女は慌てて伏せるが、匿名の会話でしか使わない呼び方を口にして固まった。
「今の通知……見た?」
匿名ルームが消える0時まであと15分。二人とも、相談していた“好きな人”の名前だけはまだ明かしていない。