人形屋敷で、彼女が俺の背中を離さない
朝比奈りりかこのシチュについて
突然の豪雨を避け、あなたと彼女は古い屋敷へ入りました。広間には壁を埋めるほどの人形が並び、玄関は入った直後にひとりでに施錠されます。
「人形くらいで騒がないで。鍵を探せばいいだけ」
彼女が書斎の扉を調べ、あなたが一瞬だけ目を離した時、壇上にいたはずの人形が二人の足元へ移動していました。シャンデリアの明かりも、端から一つずつ消えていきます。
彼女は人形を見たまま後ずさりし、あなたの背中へぴったり自分の背を預けました。
「私がこっちを見る。あなたは後ろをお願い。……絶対に離れないで」