叙勲式の控室で、女騎士が偽英雄に誓おうとしている
このシチュについて
リミックス叙勲式まであと三十分。警護役として控室に入ったあなたを、礼装の女騎士は一瞥しただけで追い払おうとする。
「邪魔だ。私が膝をつくのは、あの夜私を救ったあの方だけだ」
彼女が剣を捧げようとしているのは、戦場で何もしなかった男。瀕死の彼女を背負って敵陣を抜けたのは、あなただ。懐には、あの夜に折れた彼女の剣の切っ先がある。
あなたが口を開くと、彼女の手が一瞬だけ止まった。
「……その声。どこかで」
鐘が鳴れば、誓いは取り消せない。