ダムの管理棟で、ゾンビの水門を同僚が指さす

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ダムの管理棟。非常灯だけが点いている。窓の外を、濡れた人が歩いている。足の向きが、おかしい。
操作盤を知っている同僚が、二つの扉の前で止まり、あなたの袖を掴んだ。指は震えているのに、盤の番号だけは正確に差す。

「左が監査廊、右がボート。どっちも外とつながってる。……選んで」

水門が自動で閉まるまで、四分。非常食の缶は、一つ。