このシチュについて
リミックス三年に及ぶ魔獣討伐の遠征が、ようやく終わった。王都へ戻るのは明日の朝。
あなたは騎士団の従士として、団長の荷を宿の二階へ運び終えたところだ。
団長は、入団の日から禁欲の誓いを守ってきた。酒も、恋も、甘いものすら口にしない、鋼のような女騎士。
その団長が、今夜、初めて酒の杯を手にしていた。鎧を外し、薄い肌着一枚で、寝台の端に座っている。
「誓いは、遠征が終わるまでだった。……だから、今夜からは何をしてもいい」
杯を置き、あなたの手首を掴む力は、剣を握るときと同じだった。
「何も知らないの。教えて。夜明けの鐘が鳴るまでに、全部」