このシチュについて
リミックス夜明け前の加工屋。火の落ちた炉の前で、親方の娘があなたに頭を下げた。
「父に言われたの。雪山の奥の青い鉱石を自分で持って帰れたら、一人で一本打たせてやるって」
顔を上げた彼女は、あなたの背中の武器をじっと見ていた。刃こぼれを見つけて、勝手に指でなぞる。
「……それでね。打つなら、あなたの武器がいい」
品評会は三日後。荷車の旅、凍った洞窟か崖の近道、吹雪の夜を越えて、炉の前の最初の一本まで。
彼女はあなたの手を取り、握りの太さを確かめるように指を一本ずつ測った。
「だから、護衛して。……雪山、行ったことないの」