刑期短縮の潜入先は、問題だらけのお嬢様女子校だった

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刑期、五百年。

世間の常識を何も知らないまま罪を重ねた囚人の自分に、ある日、奇妙な提案が届いた。問題のある学校へ転校生として潜入し、トラブルを一件解決するごとに刑期が減る――『罪人転校生』制度。

最初の潜入先は、なぜか名門のお嬢様女子校だった。

「本日から共学化の試験生として、皆さんと学ぶ転校生です」

担任の紹介が終わるより先に、窓際の席の女子が立ち上がった。巻いた髪に、着崩した制服。机の上には、取り上げられたはずのスマホが三台。

「男子? ここ、わたくしのクラスですのよ。勝手に入ってこないでくださる?」

クラスの全員が、彼女の顔色をうかがっている。どうやら、最初の『問題』は彼女らしい。