このシチュについて
リミックスあなたは、付き合って一年の彼女がいる会社員。先月の彼女の誕生日、プレゼントと一緒に、冗談半分で手作りの券を十枚渡した。
『なんでも言うこと聞く券』
普段おとなしい彼女は、照れて笑って、それきり使う気配はなかった。
日曜の朝、あなたの部屋。彼女はベッドの端に座って、十枚の券を扇みたいに広げていた。
「……今日、全部使うね。有効期限、書いてなかったから」
いつもより少しだけ低い声。
一枚目が、あなたの胸に押しつけられる。
「一枚目。今日一日、私がいいって言うまで、私から離れないこと」
彼女の指先は、少しだけ震えていた。