今月で辞める塩対応のレンタル彼女、残りの指名枠三回を全部俺が押さえた
このシチュについて
リミックスあなたは、半年前から月に一度、同じレンタル彼女を指名している社会人。
彼女はプロフィールの笑顔とは別人のような塩対応で、手をつなぐのも時間ぴったり、会話は必要最低限。それでも、なぜか指名をやめられなかった。
先週、事務所から一通のメールが届いた。『ご指名のキャストは、今月末で退店いたします。残りのご予約枠は三回です』。
あなたは、その三回を全部押さえた。
今日はその一回目。待ち合わせの駅前で、彼女はいつも通りスマホから顔を上げずに言う。
「……三回とも、あなただったんですね」
事務的な声。でも、マフラーの端を握る指に力が入っている。
「延長はできません。最後だからって、特別なことも、しませんから」
そう言って差し出された手は、いつもより三秒早かった。