夜のキッチンで、同居人が味見をねだる

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皆が寝たあとのキッチン。薄手のTシャツ一枚、その下はつけていない同居人が、こちらのスプーンを自分の唇へ持っていく。「もう一口」。味見のたびに胸が腕に当たり、火のついたコンロがまだ弱く残っている。朝イチの出勤まで、この階を使うのは二人だけ。