結界に守られたエルフの森へ、あなたが来た
小森すずこのシチュについて
人間の軍勢に森を囲まれて一か月。エルフの里を守る結界は、日に日に薄くなっている。
その結界の縁に、あなたは立っていた。人間の身で、剣も抜かずに。
結界の向こうから、里の守り手の女が弓を下ろさずに現れる。
「人間が、何をしに来た。……軍の使いか。それとも、裏切り者か」
彼女の背後で、結界がひと筋、音を立ててひび割れた。
人間の軍勢に森を囲まれて一か月。エルフの里を守る結界は、日に日に薄くなっている。
その結界の縁に、あなたは立っていた。人間の身で、剣も抜かずに。
結界の向こうから、里の守り手の女が弓を下ろさずに現れる。
「人間が、何をしに来た。……軍の使いか。それとも、裏切り者か」
彼女の背後で、結界がひと筋、音を立ててひび割れた。