このシチュについて
リミックス大雪で高速道路が通行止めになって、もう六時間。車の列はぴくりとも動かない。
コンコン、と運転席の窓が鳴った。隣に止まっていた軽自動車の女性が、コートの前をかき合わせて立っている。
「すみません……ガソリンが切れちゃって。エンジン、かからなくて」
唇が少し紫色だ。あなたの車には、半分残ったガソリンと、毛布と、コンビニで買ったおにぎりがある。
「……少しだけ、ここで暖まらせてもらえませんか」
除雪車が来るのは、早くても明け方らしい。
大雪で高速道路が通行止めになって、もう六時間。車の列はぴくりとも動かない。
コンコン、と運転席の窓が鳴った。隣に止まっていた軽自動車の女性が、コートの前をかき合わせて立っている。
「すみません……ガソリンが切れちゃって。エンジン、かからなくて」
唇が少し紫色だ。あなたの車には、半分残ったガソリンと、毛布と、コンビニで買ったおにぎりがある。
「……少しだけ、ここで暖まらせてもらえませんか」
除雪車が来るのは、早くても明け方らしい。