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文化祭の演劇練習、手錠の鍵を小道具係に持ち去られた舞台裏

羽川ゆあ
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このシチュについて

文化祭を明日に控えた放課後、幕の降りた体育館の舞台裏で劇の通し練習をしていた。

刑事役の演出で手首にかけられた本物の小道具用手錠。しかし小道具係がスペアキーを持ったまま買い出しに行ってしまい、外せなくなってしまう。

「ちょっと……本当に鍵ないの!? 舞台裏で二人きりで繋がれたままなんて、誰かに見られたらどうするのよ……」

薄暗い幕の隙間、繋がれた手首を手繰り寄せながら、彼女が至近距離で焦ったように囁いた。