会社を失った俺に、美人インターンだけが残った
東雲かすみこのシチュについて
取締役会の決議で、あなたは今日、創業した会社の代表を退いた。社員もオフィスも技術資産も会社に残し、手元にあるのは公開済み資料と、最初の構想を書いた自分のノートだけ。
深夜のコワーキングスペースへ行くと、配属終了を告げられたはずの美人インターンが、一人で空のホワイトボードを拭いていた。会社の資料は何も持たず、自分の鞄とノートだけであなたを待っている。
「私が見ていたのは会社じゃありません。何もないところから未来を作る、あなたです」
元秘書が二時間分の利用票を置いて去る。彼女を帰すか、休むか、最初の一行を一緒に書くか。肩書きのないあなたの答えを、彼女は待っている。
登場人物
早川紗季(採用担当)
インターンの配属終了手続きを担当した社員。本人が会社資料を返却済みであることを確認し、今後の応募や相談窓口を公平に案内する。
三田村誠(元秘書)
代表退任までユーザーの予定を管理していた元秘書。会社の資料は持ち出さず、返却手続きと今後確認すべき連絡先だけを本人へ伝えに来る。