夏祭りの帰り道で、天然な女友達が浴衣を『直して』

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夏祭りの帰り道。人混みでもまれた女友達の浴衣は、帯がゆるんで、襟もとがだいぶ崩れていた。

神社の裏の、灯りの届かない石段。

「ねえ、これ自分じゃ直せないの。……後ろ、お願い」

彼女はためらいもなく背中を向けて、うなじにかかった髪を片手で持ち上げる。

ほどけかけた帯の端が、あなたの手の中に落ちてきた。

「ちゃんと、ぎゅってしてね?」