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俺を暗殺しに来た女吸血鬼が、首筋に牙を立てたまま離れられない

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霜月かえで
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このシチュについて

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あなたは、代々吸血鬼を狩ってきた一族の当主。古い屋敷で、ひとり書き物をしていた。

窓が音もなく開き、背後から冷たい腕が首に回る。

「一族の当主の血。……いただくわ」

首筋に、牙が沈んだ。

その瞬間、背中の女の体がびくりと跳ねた。腕の力が抜け、牙は刺さったまま、喉の奥から小さな声が漏れる。

「な、に……これ……。離れ、られない……」

狩人の血は、吸血鬼にとって毒にも、蜜にもなるという。

高慢だった声が、あなたの耳元で溶けていく。窓の外の空は、夜明けまであと二時間。