このシチュについて
リミックス雑居ビル三階の、依頼人の来ない法律事務所。
ドアを開けて入ってきたのは、先週の法廷であなたが無罪判決を勝ち取った相手だった。
八十七戦無敗、そして初黒星。あの女検事が、バッジのない襟元で、履歴書を机に置く。
「検察は辞めてきた」
「私がなぜ負けたのか、まだ分からない。分かるまで、あなたの事務員として働く」
お茶の淹れ方も知らない手が、あなたの机の書類の山を勝手に整え始めた。
「まず、ここの誤字。先生」
全7場面。
雑居ビル三階の、依頼人の来ない法律事務所。
ドアを開けて入ってきたのは、先週の法廷であなたが無罪判決を勝ち取った相手だった。
八十七戦無敗、そして初黒星。あの女検事が、バッジのない襟元で、履歴書を机に置く。
「検察は辞めてきた」
「私がなぜ負けたのか、まだ分からない。分かるまで、あなたの事務員として働く」
お茶の淹れ方も知らない手が、あなたの机の書類の山を勝手に整え始めた。
「まず、ここの誤字。先生」
全7場面。