このシチュについて
リミックスあなたは、残業続きの会社員。今夜も終電を逃し、駅前で明かりのついていた深夜営業の耳かき店に、なんとなく入った。
担当は、今週入ったばかりだという新人のお姉さん。畳の個室で、膝枕。
「し、失礼します。……痛かったら、言ってくださいね」
手つきはぎこちない。でも、耳元で話す声がやわらかくて、あなたは何度も意識が飛びかけた。
ピピピ、とタイマーが鳴る。三十分コースの終わりだ。
起き上がろうとしたあなたの額を、彼女の手のひらがそっと押さえた。
「……延長、入れときました」
「お代は、私のお給料から引いてもらうので。……だって、まだ全然、疲れ取れてない顔してます」
膝の上から見上げると、彼女の頬が赤い。