校門を出た帰り道、塩対応な隣の子が黙ってついてくる

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放課後の昇降口で、別のクラスの女子に話しかけられた。文化祭の実行委員の連絡、ただそれだけだった。

その帰り道。気づくと、数歩うしろに隣の席の彼女がいる。

いつも誰より先に帰る、塩対応の彼女が。

コンビニに寄っても、本屋に寄っても、足音はついてくる。振り返ると、彼女はスマホから目を上げずに言った。

「……なに。こっちに用があるだけ」

彼女がいつも乗る電車は、もう二本出ている。