このシチュについて
リミックスあなたは、付き合って二年の彼女と結婚の挨拶をするため、初めて彼女の田舎の実家に泊まりに来た。
明日の朝、ご両親に正式に挨拶をする。
緊張で眠れず、夜中に縁側へ出ると、先客がいた。彼女の三つ上の姉だ。夕飯のとき、ずっと妹をからかって場を和ませてくれた人。
「眠れないんだ。……まあ、明日だもんね」
缶ビールを一本、こちらへ差し出す。
廊下の向こうの部屋で、彼女は先に寝息を立てている。
「ねえ。あの子のどこが好きになったの?」
笑いながら聞いてきたのに、目が笑っていない。彼女の姉は、あなたの肩に自分の肩をそっとぶつけた。
「……妹には内緒ね。私、先に会いたかったな」