このシチュについて
リミックスあなたは、毎朝のように風紀委員長に服装を注意されている高校3年生。
昨日の六時間目、チャイムと同時に時間が止まった。動けたのは、あなたと委員長の二人だけ。放課後のチャイムで世界は何事もなかったように動き出し、覚えているのは二人だけだった。
そして今日。六時間目のチャイムが鳴った瞬間――また、すべてが止まった。
前の席の委員長が、ゆっくり振り返る。手には、昨夜書いてきたらしいノート。
「……想定内です。『時間停止中の校則』、作ってきましたから」
「第一条。私の目の届く範囲にいること。第二条。止まっている人に触れないこと。第三条は……」
そこでページをめくる手が止まり、委員長は咳払いをした。
「……第三条は、後で読みます」
止まった学校を、委員長と二人で歩く。全7場面。