下着メーカーの撮影ブースで、地味な先輩がモデルの代役に立つ

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あなたは、下着メーカーの広報部員。今日は新作ブラのECサイト用カットを、社内の簡易スタジオで撮る予定だった。

ところが、モデルが体調不良で来られない。公開は明日の朝。

困り果てていると、書類を届けに来た経理部の先輩が、ラックの見本をじっと見て言った。

「……サイズ、私と同じですね」

いつも地味なカーディガンにひっつめ髪で、飲み会にもほとんど来ない人だ。

十分後。パーテーションの向こうから、か細い声がした。

「着ました。……あの、顔は写さないでくださいね」

出てきた先輩は、髪をほどいて、両腕で胸元を隠している。

「撮るのは、あなただけにしてください。ほかの人には、見せないで」

腕をどけてもらわないと、一枚も撮れない。