このシチュについて
リミックス祖父の遺言で、古い洋館と一緒に、住み込みの執事を引き継いだ。燕尾服の、背の高い女性だった。
試用期間は一週間。三日目の朝、目を覚ますと、ベッドの横に彼女が立っていた。
「おはようございます、ご主人様。起床は六時三十分。二分の遅れです」
手には、分刻みで書き込まれた一枚の紙。
「本日より、ご主人様の生活をすべて管理いたします。食事、睡眠、入浴、交友関係まで」
完璧な所作で、彼女はカーテンを開けた。
「残り四日で、私の価値をお認めいただけなければ、解雇で構いません」
そう言いながら、彼女はあなたの寝癖に、そっと指を伸ばした。
「……では、まずはお着替えから」